【子連れフライト】ビジネスよりエコノミーがオススメの理由

飛行機のビジネスクラスでくつろぐ九歳男の子


子どもとの海外旅行、飛行機の座席選びに悩んでいませんか?

「エコノミーで十分?」
「プレミアムエコノミーなら快適?」
「思い切ってビジネスクラス?」

長時間フライトになると、快適さとコストのバランスに頭を悩ませる方も多いはずです。
特に子連れ旅行では、移動中の疲れが旅全体の満足度に影響するため、慎重に選びたいですよね。

私自身、これまで15カ国以上を旅し、子どもと一緒にエコノミー、プレミアムエコノミー、ビジネスクラスを利用してきました。
それぞれの座席の違いや、家族旅行に向いているポイントを体験ベースで詳しく解説します。

この記事を読めば、あなたの家族に最適な座席クラスがわかり、より快適でストレスの少ない空の旅を実現できます!

ぜひ最後までご覧ください。

目次

【最初に結論】エコノミーが最強説

我が家は断然エコノミー派!!

その理由は…

ビジネスクラスのメリットを全然享受できなかったから

私が考えるビジネスクラスのメリット

  • パーテーションがありプライバシーに配慮された個室感
  • 食器で配膳される豪華な機内食
  • 静かでリラックスできる空間
  • 前後左右の席とゆとりがある

子どもが一緒だと…こうなりました。

  • 個室間は必要なく、真隣にいて何かあったときにすぐ対応したい
  • 子どもにこんなに豪華な食事はいらない
  • 何かと呼ばれて静かな空間をぶち壊してしまう
  • 前後左右の席とゆとりがある故、親の移動が大変
JALのビジネスクラスの個室間

【比較】クラス別メリット・デメリット

我が家の子供との搭乗履歴はこちらです。
全てJALを利用しました。

クラス行き先
ビジネス中国、シドニー
プレミアム
エコノミー
ニューヨーク
エコノミーシンガポール、タイ、シドニー、メルボルン、イギリス、ハワイ、グアム

シドニーへビジネスクラスで行った時のことを振り返りながら、それぞれの、メリット、デメリット、子どものタイプについてまとめました。

スクロールできます
カテゴリーメリットデメリット子どものタイプ
ビジネス・席が広い
・プライバシー確保
・席が真隣にはならないので話すのに不向き
・子どもの様子が気になる
・飛行機に慣れている
・機内で1人で過ごせる
プレミアムエコノミー・足元の広さ・肘掛けが固定
・中途半端なリクライニング
・座った状態でも寝られる
エコノミー・肘掛けをあげれば広くなる*
・子どもが真隣にいる安心感がある
・小さい声で話せる
・子どもをサポートしやすい
・座席の狭さ・飛行機に慣れていない
・親が近くにいて欲しい
・おしゃべりしたい

*肘掛けが上がらない席があるので事前にチェックしてください。

私は子どもと一緒にビジネスクラスを利用しても、そのメリットを十分に享受することはできませんでした。

  • プライバシーが守られる設計が子どもにとっては不便
  • 私の子どもは、エコノミークラスで私が隣にいる方が安心していた
  • 座席配置上、席がずれているので気軽に会話をすることすら難しい
  • 豪華な機内食が子供には量が多過ぎた
豪華な機内食



機内食については、カンタス航空のフルーツミールが素晴らしかったです。
気になる方はこちらをお読みください。

とにかくビジネスのメリットを享受しきれず、なんだかもったいないフライトになってしまいました。

この経験から、子連れ旅行では「ビジネスクラス=快適」とは一概に言えず、家族のスタイルに合った選択が大切だと実感しました。

特に、小さなお子さんと一緒なら、隣の席との距離が近いエコノミーやプレミアムエコノミーの方が結果的に快適に過ごせることもあります。

飛行機の座席選びは「子どもの安心感」を考えると満足度の高い旅になるな、と思いました。

近距離の中国は個室感のないタイプのビジネスシートでしたが、それでも2歳の子連れにとっては肘掛け部分が広く邪魔でした。

【結論】子どもとのフライトはエコノミーで十分

息子は普段1人で寝ているので、真隣に私がいなくても大丈夫だと思っていました。
しかし、慣れない飛行機内では熟睡でなかったようです。


ビジネスクラスのフルフラットにしても何度も起きて私を探したり、寝ぼけたり、、、
何かと呼ばれ、何かと行き来して……。
周りの方も静かに休まれていたので、小声で話したり余計に気を遣って疲れました。


小さいお子様がいる方は断然エコノミーをおすすめします!

【おまけ】羽田→ロンドンのエコノミーが意外と快適に過ごせた理由

先日、羽田からロンドンまでエコノミー席で移動した我が家。
ラッキーなことに、隣に人が来ず、エコノミーの4人席を家族3人で使えることに!
肘掛けをすべて上げて、ほぼ横になりながら交代で眠ることができました。

さらに大活躍したのが、空気式のフットレストでした。

足元を快適にすると疲れが激減!

実はこれまで、フットレストは3種類試してきたのですが、こちらは使い勝手が群を抜いています。

  • 空気の出し入れがとにかくスムーズ
    大きめの空気穴だから、膨らませるのも、抜くのも一瞬。使いたいタイミングですぐ使えて、降機前にはサッと片付けられます。
  • 空気を入れる時の音が静か
    変な音がしないので、機内の環境音にまぎれて、まったく気になりませんでした。

足が少し高くなるだけで、むくみやだるさがぐっと軽減され、到着後の疲労感がまるで違います!

気になるサイズは、縦約28cm × 横20cm。
子連れフライトはただでさえ荷物が増えがちなので、「コンパクト」とは言えないまでも別途空気入れは不要で、使いたいときにすぐ膨らませる手軽さを考えれば、このサイズ感なら十分許容範囲だと思います。

フットレストIFLY収納時
かさばらないです!とは言えない大きさですが、大きめバッグならゆとりで入ります!

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わが家流の“エコノミーで最大限りラックスする必須アイテム”でした。

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