シドニー旅行でビーチリゾート気分を味わいたいなら外せないのが「マンリービーチ」。サーキュラーキーからフェリーでわずか約30分、気軽に訪れられるこのエリアは、海水浴場だけではなく、洗練されたカフェやショップが並ぶおしゃれなビーチタウンとして人気です。
ただ、初めて訪れる方にとってはこんなことが気になりませんか?
ビーチの雰囲気はどんな感じ?
ビーチ以外に子連れで楽しめる場所はある?
行き方はフェリーとバスどちらが便利?
私自身も訪れる前は同じ疑問を抱えていました。しかし実際に家族で出かけてみると、遊歩道をのんびり散策したり、センスの良いブティックやマーケットで買い物を楽しんだりと、1日かけて満喫できる場所だと実感。

のんびりとした雰囲気なので、子ども連れでも安心して過ごせます。
シドニー・マンリービーチを初めて訪れる方が迷わず楽しめる歩き方を詳しくご紹介します。
- フェリーやバスを使ったアクセス方法
- マンリービーチでの過ごし方
- マンリービーチでの安全対策
- マンリーのおすすめ街歩きポイント
- 見どころ・カフェ・ショップ
- マンリーにあるスーパーマーケット比較
「ガイドブックには載ってない詳しい情報」を目指し、安心して楽しめるようにまとめました。子連れ・初心者でも快適に過ごせるコツがたくさん詰まった、“知って安心するマンリービーチの歩き方”完全版です。
マンリービーチはおしゃれビーチタウン




マンリービーチは広々とした砂浜と開放的な空気感が魅力で、観光客だけでなく地元の人々にも愛される定番のビーチタウン。のんびりした雰囲気とおしゃれなショップやカフェが融合した、魅力たっぷりのエリアです。
シドニーで有名なビーチといえばボンダイビーチです。ボンダイビーチの方が人も観光客も多くにぎやかで、シドニーからも遠いです。ボンダイビーチを詳しく知りたい方は是非こちらの記事をチェックしてみてください。
マンリービーチへのアクセス方法


マンリービーチはシドニー中心部から約30分で行ける人気のビーチタウンです。アクセス方法は主に3つあります。
- フェリー
- バス
- ツアー
サーキュラーキーからフェリー


| 所要時間 | 約30分 |
| 運賃 | 大人片道AU$10前後 |
| ポイント | フェリーからの景色が楽しめる |
シドニー・サーキュラーキー(Circular Quay)から出るフェリーが最も人気。
オペラハウスやハーバーブリッジを海上から眺められるため、移動自体が観光になります。週末やピークシーズンは混み合うので、少し早めに到着すると安心です。
シドニー市内からバス
| 所要時間 | 約35〜40分 |
| 運賃 | 大人片道AU$5前後 |
| ポイント | 座席が確保できれば楽 ベビーカーは折りたたみが必要 |
ウィンヤード駅やシドニーCBD各地から直通バス(例:B1系統)が運行。フェリーより安く、天候に左右されにくいのがメリットです。
現地ツアーやシャトルを利用
効率的に観光を組み込みたい場合は、現地ツアーや送迎付きプランがおすすめ。
バス+フェリーなど複数の交通手段を組み合わせたプランもあり、子連れでも移動がスムーズです。
フェリーがおすすめ


マンリービーチへのアクセスは複数ありますが、初めての方・子連れ旅行者にはフェリーが断然おすすめです。乗り換えも渋滞もなく一番楽です。
マンリーターミナルからビーチまで




マンリーフェリーターミナルからは、ショップやカフェが並ぶメインストリート「The Corso(ザ・コルソ)」を直進するだけ。ヤシの木が立ち並び、ビーチタウンの雰囲気にテンションがあがります。フェリーの駅から徒歩約10分で海が見えてきます。



しかし道中には寄り道したくなるお店がたくさんあり、実際には10分以上かかるのが現実。
途中にあるスーパーColesでは、ビーチピクニック用にポテトチップスやブルーベリー、ブラックベリーなどを購入。シドニー市内より物価が少し安く、お土産のまとめ買いにもおすすめです。
ビーチでの過ごし方


フェリーを降りてまっすぐ進むと、行き止まりには一面の海!東西に長く伸びる美しい海岸線が広がっています。開放感抜群で、深呼吸したくなる癒しの景色ですが、安全に楽しむために注意点があるのでお伝えします。
- 海水浴情報をチェック
- 遊泳可能エリアをチェック
- トイレ情報
- ビーチでの持ち物
ビーチに行く前に海水浴情報をチェック


2025年3月、シドニー滞在中に「晴れているから大丈夫だろう」と思い、マンリービーチへ向かいました。ところが現地では、波が高く荒れていて遊泳禁止の赤旗が掲げられている状態。
ビーチにはほとんど人がいなかったうえ、打ち上げられたクラゲもちらほら。現地の雰囲気は、晴れた空とは裏腹にどこかひっそりとしていました。
この経験から痛感したのは、天気予報だけでなく、海のコンディションや遊泳可否など“ビーチの安全情報”を事前にチェックすることの大切さです。
マンリービーチの公式安全情報は、オーストラリアのライフセービング機関「Surf Life Saving Australia」が運営するBeachsafe公式サイトから確認できます。
また、天気が良くても「今日は泳げるのか?」「クラゲは出ていないか?」は別問題。安全な海水浴を楽しむためにも、必ず事前にBeachsafeでマンリービーチの状況を確認してから出かけましょう!
遊泳可能エリアをチェック


安全に海水浴を楽しむために、赤と黄色の2本の旗(surf lifesaving flags)で囲まれた「遊泳可能エリア」を確認しましょう。
ライフガードが常駐し、双眼鏡でしっかり監視してくれているので子連れでも安心です。
旗の外はライフガードの監視下外になるので要注意。
サーフィン専用エリアもあるので、立ち入らないように気をつけましょう。
トイレ情報






ビーチ沿いを東へ歩くと見えてくるのが「Manly Life Saving Club」。
その建物沿には清潔な公共トイレがあり、無料で利用できます。着替えにも便利。
トイレ横にあるカフェも美味しいです!テイクアウトしてビーチで食べるのも楽しいです。


レジャーシート代わりはトルコタオル


シドニーのビーチでは、プラスチック製のレジャーシートはほぼ見かけません。代わりに人気なのがコットン素材の「トルコタオル」。日本ではあまり見かけないので馴染みがない方も多いと思いますが、環境にやさしい素材でカラフルな色がとても可愛いタオルです。そして、色々な用途に使える優れものです。
- 砂がつきにくく、さっと払える
- 洗濯機で洗えて再利用可能
- タオル代わりに使える
マンリー周辺でもトルコタオルを扱うお店が多く、お気に入りのデザインを見つければ旅の思い出にもなります。だいたい30ドル前後でした。
【マンリー街歩き】カフェ&ショッピング


The Corsoには、おしゃれなカフェやジェラート店、アパレル、水着ショップが立ち並び、歩くだけで楽しい通り。
途中には小さなプレイグラウンド「Playground at The Corso」もあり、子連れにも優しいエリアです。買い物の付き添いに飽き始めていた子どもを遊ばせて気分転換。後半戦のショッピングにも付き合ってもらうために、ひと遊びさせました。
Market Lane Cafe




私のお気に入りカフェが「Market Lane Cafe」。オーストラリアらしいメニューとコーヒーが揃い、テラス席が特におすすめ。
注文はレジカウンターで行い、番号札を受け取って席で待つスタイルです。料理やドリンクは店員さんがテーブルまで運んでくれます。
開放感たっぷりのテラス席!通りに面した席に座れば、ローカルの一員になったような気分で、オープンエアの心地よさとローカルな雰囲気を存分に味わえます。
初めて訪れた際はManly Library(マンリー図書館)の存在に気づかず(休館日だったのかも?)、近くの駐車場にある公衆トイレを案内されました。駐車場のトイレですが綺麗でした。人通りもあるので危険は感じませんでしたが、Manly Libraryが開いているのであれはそちらをおすすめします。Manly Libraryについては次にご紹介します。
Manly Library図書館




Market Lane Cafeすぐ近くのManly Libraryにはより清潔で安心して使えるトイレが完備されており、安心して使えます。
図書館の1階には、絵本や児童書のコーナーがあり、地元の親子が読み聞かせや工作を楽しんでいる様子も。誰でも自由に出入りできるので、ちょっと立ち寄ってみるだけでも地元の暮らしが垣間見えて面白いスポットです。
パタゴニアのManlyTシャツは販売終了


人気のPatagonia(パタゴニア)マンリー店では、かつて限定Tシャツが販売されていましたが、現在は製造終了。googleの口コミを見てTシャツ狙いで行きましたが、残念でした。
店員さんも「日本人がManlyTシャツを求めてよく来るんだよ」と話してくれました。Patagonia ManlyTシャツを狙っている方は要注意!
週末限定マンリーマーケット


毎週末開催される屋外マーケット「Manly Markets 2095」では、ここでしか買えないものがたくさん!
ハンドメイドやローカル展開しかしていないような小売店が多いので、この機会にスペシャルな思い出の品をゲットしてもよいかもしれません。
- アート作品
- ハンドメイド雑貨
- ヴィンテージ衣料
- エコ商品
- バッグ
開催時間は午前〜夕方までなので、午前中にビーチを楽しんでからマーケット散策、という流れもおすすめ。
スーパーのはしごも楽しい


海外のスーパーは見てるだけでも楽しいし、お土産を買うにも良い場所ですよね。マンリービーチ周辺には、オーストラリア全土で展開している大手スーパー「Coles」が2店舗、そしてオーガニック食品を中心に扱うこだわりのスーパーが2店舗あります。「なんでも揃う便利なColes」と、「環境にも体にもやさしいアイテムが並ぶオーガニックスーパー」をご紹介します。
Coles


マンリービー周辺に2店舗あるColes(コールズ)。マンリーのフェリーターミナルを降りてCorsoを歩くと見えてくるのが、Coles Local Manlyです。ビーチで食べたいお菓子など調達に便利です。
| 店舗名 | Coles Local Manly | Coles Manly Peninsula |
| 所在地 | The Corso沿い | Whistler St |
| 規模 | 中 | 大 |
| 観光客向け | ★★★ | ★★☆ |
本場オーガニックスーパー




マンリービーチに程近く、オーガニックスーパーが2店舗あります。Manly Food Co-opとManly Farm Organic Groceryです。オーストラリアは日本よりオーガニック製品が充実しているので、見ているだけでも楽しいです。オーガニック好きにはたまらないと思います。
| 店舗名 | Manly Food Co-op | Manly Farm Organic Grocery |
| 特徴 | 量り売り中心 非営利 | カフェ併設 パッケージ中心 |
| 飲食 エリア | なし | あり |
| おしゃれ度 | ★★☆ | ★★★ |
| 地元感 | ★★★ | ★☆☆ |
Co-opの方は量り売りがメインで観光客が買うのはハードルが高い。こだわり派ならCo-op、気軽さ重視ならManly Farm Organic Groceryがおすすめです。
マンリービーチはローカルと観光の良いとこ取り!


マンリービーチは、フェリーで気軽に行けるのんびりした雰囲気が魅力で、おしゃれなカフェがたくさんあるおすすめビーチタウンです。
- サーキュラーキーからフェリーで30分
- 美しい海と広い砂浜
- おしゃれなショップ&カフェ
- ローカル気分を味わえるマーケットやオーガニック店
観光・グルメ・買い物すべてが詰まったシドニーの魅力スポットです。
シドニー旅行では、ぜひマンリービーチでのんびり過ごす1日を計画してみてください!












