シンガポールは日本から飛行機で約7時間、時差もわずか1時間と、体に負担が少なく家族旅行に人気の国です。「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」「マリーナベイ・サンズ」「シンガポール動物園」「ユニバーサル・スタジオ」など、見どころがたくさんあって「どこに行こう?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
でも、テーマパークよりもローカルな雰囲気や自然を感じたい
──そんな方、いませんか?
私自身、夏休みに小学生の子どもとシンガポール旅行を計画したとき、「観光地だけでなく、現地らしさを感じる場所にも行きたい」と思いながら、行き先選びに悩みました。また、「暑さで子どもがバテないかな」「スパイシーな料理は食べられるかな」など、心配もたくさんありました。
本記事では、そんな実体験をもとに、王道の観光名所からローカルな穴場スポットまで、子連れで安心して楽しめるシンガポールのおすすめスポットを詳しくご紹介します
7泊8日日程公開

我が家の日程をご紹介します。
| 1日目 | 深夜 羽田出発 早朝 チャンギ空港到着 マーライオン周辺 Big Bus Toursのバスで観光 マリーナベイサンズのプール |
| 2日目 | 午前 Garden by the Bay(ガーデンバイザベイ) 午後 インドネシア ビンタン島へ |
| 3日目 | 終日 インドネシア ビンタン島 |
| 4日目 | 午前 インドネシア ビンタン島 午後 シンガポールへ移動 |
| 5日目 | 午前 The Southern Ridges(サザン・リッジーズ)散策 午後 シンガポール大学 リー・コン・チェン自然史博物館 夕食 ラオパサで夕食 |
| 6日目 | 午前 River Wander(リバーワンダー) 午後 Holland Village(ホーランド・ビレッジ) |
| 7日目 | 午前 シンガポール博物館 午後 アラブストリート リトルインディア 夜便 日本へ帰国 |
| 8日目 | 羽田到着 |
往復深夜便で現地で最大限楽しむ
往復ともにJALの深夜便を利用し、シンガポールでの観光やアクティビティを思い切り楽しめるフライトにしました。結果、大正解だったと思います。
特にマリーナベイサンズを初日にしたので、早々にインフィニティプールへ行けて時間を有効に使えました。
- JL035 0:05(羽田)ー06:10(シンガポール)
- JL036 21:50(シンガポール)ー05:45(羽田)
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子連れシンガポール旅行おすすめ7選

シンガポールには子ども向けの施設がたくさんありますが、今回有名スポットを巡るだけでなく、「その街の空気を感じられる体験」を大切にしたいと考えました。
実際に訪れて「また行きたい!」と思ったローカルの魅力を感じられる7つのスポットを厳選しました。
街をぐるっと一望できるオープントップバスから、自然に癒される森林遊歩道、フェリーで訪れるリゾートアイランドまで──。どれも、子連れでも無理なく楽しめて、“シンガポールらしさ”を五感で味わえる体験ばかりです。

子どもも大人もストレスなく楽しめる場所を厳選しました。
- Big Bus Toursのバスに乗ってシンガポールの街全体をチェック
- マリーナベイサンズのプールは子供と一緒に楽しめる絶景スポット
- Gardens by the Bay(ガーデンズバイザベイ)の水遊び場は子どもが大喜び
- The Southern Ridges(サザン・リッジーズ)の森林遊歩道は穴場スポット
- ホーカーズ(屋台)は比較的綺麗な室内のラオパサでローカルフードを堪能
- フェリーで1時間のビンタン島でリゾートを満喫
- 異国情緒あふれるリトルインディアで活気溢れる雰囲気を楽しむ
BigBusToursでシンガポールを一望


旅の初日は、シンガポールの全体像を把握するためにBig Bus Toursのバスに乗車。
シンガポールは、エリアによって全く異なる顔を持つおもしろい街です。
暑い中、それぞれ自分の足で見て回るには大変なので、バスに乗り一気に雰囲気を味わうのがおすすめです。短時間で街の全体像をつかめるので、旅の最初にぴったりです。
世界100都市以上で運行している2階建て観光バスでシンガポールでは2つのルートがありました。雨が降っていなければ2階に乗ると周りがよく見渡せてオススメです。
バス入り口でもらうイヤホンを座席にあるジャックに差しすとオーディオガイドが流れます。



AI音声でしたが日本語もあり、そのエリアについてよく分かりました。
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出発は、サンテック・シティ(Suntec City)のBig Bus Tours Singapore乗り場だけです。
まず、サンテック・シティで乗車した後、好きな停留所で乗り降りできるようになります。


専用アプリでバスの現在位置が確認できるのでとても便利です。アプリは絶対ダウンロードしましょう!




2階から外を見ると、エリアごとにガラっと街や人の雰囲気が変わります。
気になった場所には後日再訪する計画を立てました。




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マリーナベイサンズのインフィニティープールは贅沢なひととき


シンガポールの象徴的なホテル、マリーナベイサンズに一泊しました。
お目当ては、あの有名なインフィニティプールです。



チェックイン前でもプールが利用可能なのは嬉しいポイント。
ただ、高層階にあるためか、強風でもプールの営業が中止になります。私たちが行った日は、天候が不安定で営業が中止なったり再開したり…。
「風が強くなってきたから上がってー!」
「雨が降り始めたから上がってー!」
という感じで慌ただしい様子でした。
しばらく様子を見ていたら、天気が落ち着いた合間を縫ってプールに入り、楽しむことができました。プールの水は少し冷たかったものの、インフィニティープールの反対側にあるジャグジーの方は温かく快適でした。




マリーナベイサンズで宿泊したお部屋は、こじんまりとしているものの、綺麗で快適です。部屋からはGardens by the Baysが見下ろせたので、夜のライトアップは部屋から眺められたのはラッキーでした。
種類は多いもののホテルの朝食があまり美味しくなかったことです。
また、マリーナベイサンズに併設されているモールは高級志向で、日本でも買えるようなブランドが多くあまり見るところがなかったです




地下のフードコートは活気がありお値段も安かったのですが、席の確保が大変なので、食事の時間をずらして訪れるのがおすすめです。
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Gardens by the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)で水遊び


シンガポールの定番スポット、Gardens by the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)は、近代的なデザインが美しい植物園です。


恐竜好きのお子様なら、恐竜がいるカフェがおすすめです。
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Gardens by the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)は、アトラクションのようで楽しかったのですが、私が特におすすめするのが、Far East Organization Children’s Gardensという水遊び場です。
場所が少し分かりずらいですが、ぜひ日本から水着を持参して行ってみてほしいところです。
カフェあり、着替えスペースあり、日陰あり(争奪戦)、無料、と子連れにとって使い勝手が良い遊び場です。




森林浴は超ローカルスポットのthe Southern Ridges(サザン・リッジーズ)


シンガポールは、モールや子ども向け施設が充実していますが、どうしても作られた街がしてしまうんですよね。そこで、現地で自然を感じられるところはないかとリサーチして見つけたのがThe Southern Ridges(サザン・リッジーズ)。
サザンリッジーズとは、シンガポール南部に位置する全長約9kmの緑豊かな歩道橋があるエリアのことです。
めちゃくちゃ面白かったです!Garden By the Bay の自然バージョン。まるで恐竜が出てきそうな森の中を地上数メートルにある歩道橋を歩きます。途中で南国の巨大な鳥に遭遇したり、おしゃれカフェがあったり、想像以上に見どころが多い!
自然・アクティビティ・癒し、すべてがそろった大満足のトレイルでした。



まだまだガイドブックに詳しく載っていない穴場中の穴場エリアです。
室内で屋台飯が楽しめるラオパサでローカルフードを堪能


シンガポールに来たら屋台飯は絶対食べたいところ。ただ、屋外は衛生面と暑さが気になり室内で比較的綺麗と評判のラオパサを訪れました。ビル群の中に突如現れるきらびやかなラオパサ。






室内ですが活気があり、ホッケンミー、エビのサテー、チキンライスなど、多彩なローカルフードを気軽に楽しめます。
- カードは使える?
-
中のお店は割とキャッシュレス対応可能だった印象ですが、サテーストリートは現金オンリーなので気をつけてください。(2024年)
- 子連れでも大丈夫?
-
全く問題なしです!
- 衛生面は?
-
比較的綺麗ですが、ウェットテッシュは多めに持参することをおすすめします。テーブルはベタベタしていました…。
異国情緒あふれるリトルインディアはシンガポールで最も刺激的な街


シンガポール旅行の中でも、異国情緒をたっぷり味わえるスポットといえばリトルインディア。
カラフルな街並みとスパイスの香り、熱気あふれる市場や寺院が立ち並び、「ここは本当にシンガポール?」と錯覚するほどのインド文化が広がっています。
楽しめるポイントや注意点など、詳しくはこちらの記事にまとめました。
【フェリーで1時間】インドネシアのビンタン島でリゾート気分を満喫


シンガポール旅行にちょっとプラスして楽しめる、家族にぴったりのリゾート「ビンタン島」。フェリーで約1時間とアクセスも良く、子ども連れでも無理なく訪れることができます。
セントーサ島は定番すぎて違うところがないかな、と思っている方におすすめします!
実際に家族で訪れた体験をもとに、行き方やおすすめの過ごし方を紹介しています。
子連れで「都会×自然×多文化」を体験したシンガポール旅行


今回のシンガポール旅では、子どもがワクワクするような体験と、大人も満足できる上質な観光がどちらも叶いました。
- 人が親切で初めての子連れ海外でも安心
- 文化・自然・グルメが1つの国で体験できる
- 日本からのアクセスも良好(直行便&時差1時間)
都市の洗練された魅力と、自然や異文化体験がバランスよく詰まっているのが、シンガポール最大の魅力。さらに、交通の便が良く、治安もよく、英語も通じるので、子連れでも安心して楽しめる旅先です。
屋内施設と屋外アクティビティをバランスよく組み合わせるスケジューリングがポイント。
1日中外を歩き回るのは大人でも大変な気候なので、私たちは「半日は外で活動、残りは室内やホテルでクールダウン」という流れに。子どもの体力的にも無理がなく、ちょうどよかったです。
食事面でも、ホーカーズやフードコートを活用すれば、ローカルフードを気軽に試せるうえ、子どもが食べやすいメニューも豊富。色々選べるフードコートは、家族みんながハッピーになれる心強い存在でした。



辛くないアジア料理もありますが、わが家の息子には難しかったようで、途中でケンタッキーやマクドナルドにもお世話になりました。
この記事が、これからシンガポール旅行を計画される方の参考になれば嬉しいです!
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