「せっかくシドニーに来たけれど、マンリービーチの歩き方がわからない…子連れでも楽しめる?」と不安を感じていませんか?
私も初めて訪れる前は
「フェリーで行くの?バスが便利?」
「ビーチ以外に何があるの?」
と迷っていました。
でも実際に家族で行ってみると、海沿いの遊歩道を散策したり、カフェやショップに立ち寄ったりと、子連れでも1日中楽しめるビーチタウンだとわかったのです。
私はこれまでオーストラリアを含む7カ国に13回子連れで旅し、旅行ブログで家族旅行に役立つ現地情報を発信しています。
本記事ではその経験を活かし、初めてでも迷わないマンリービーチの歩き方を初心者向けに詳しく解説します。
- フェリーやバスを使ったアクセス方法
- マンリービーチでの過ごし方
- マンリービーチでの安全対策
- マンリーのおすすめ街歩きポイント
- 見どころ・カフェ・ショップ
- マンリーにあるスーパーマーケット比較
1日を効率的に満喫できるプランが立てられるようになります。

結論、マンリービーチは歩くだけでシドニーらしさを味わえる子連れにもおすすめのエリア。
この記事を参考に、自分のペースで散策を楽しんでください!
「ガイドブックより使える!」そんな声を目指して、マンリービーチを初めて訪れる方が安心して楽しめるようにまとめました。
子連れ・初心者でも快適に過ごせるコツがたくさん詰まった、“知って安心するマンリービーチの歩き方”完全版です。
マンリービーチはおしゃれなビーチタウン
シドニー中心部のサーキュラーキー(Circular Quay)からフェリーで約30分。
美しいシドニー湾をクルーズしながらアクセスできるのが、シドニー北部の人気スポットマンリービーチ(Manly Beach)です。
広々とした砂浜と開放的な空気感が魅力で、観光客だけでなく地元の人々にも愛される定番のビーチタウン。
のんびりした雰囲気とおしゃれなショップやカフェが融合した、魅力たっぷりのエリアです。
マンリービーチへ2年連続訪れた理由
2024年、宿泊していたフォーシーズンズホテルシドニー近くのアパレルショップで、店員さんにおすすめのビーチを聞くと「Manly Beachが絶対おすすめ!」とのこと。
実際に訪れてみると、かわいらしい街並みとビーチの雰囲気に家族全員が一目惚れ。その魅力に惹かれ、2025年にも再訪するほど我が家のお気に入りスポットになりました。
この記事では、そんな私たちの体験をもとに、マンリービーチの楽しみ方・カフェ・買い物情報を徹底的にご紹介します!
マンリービーチへのアクセス方法【フェリー・バス・ツアー】
マンリービーチはシドニー中心部から約30分で行ける人気のビーチタウンです。アクセス方法は主に3つあります。
- フェリー
- バス
- ツアー
サーキュラーキーからフェリーで行く(おすすめ!)
所要時間 | 約30分 |
運賃 | 大人片道AU$10前後 |
子連れポイント | 景色がよく、ベビーカーもそのまま乗船できる |
シドニー・サーキュラーキー(Circular Quay)から出るフェリーが最も人気。
オペラハウスやハーバーブリッジを海上から眺められるため、移動自体が観光になります。
週末やピークシーズンは混み合うので、少し早めに到着すると安心です。
バスで行く
所要時間 | 約35〜40分 |
運賃 | 大人片道AU$5前後 |
子連れポイント | 車内で座席が確保できれば楽 ベビーカーは折りたたみが必要 |
ウィンヤード駅やシドニーCBD各地から直通バス(例:B1系統)が運行。フェリーより安く、天候に左右されにくいのがメリットです。
現地ツアーやシャトルを利用
効率的に観光を組み込みたい場合は、現地ツアーや送迎付きプランがおすすめ。
バス+フェリーなど複数の交通手段を組み合わせたプランもあり、子連れでも移動がスムーズです。
初めてならフェリーが一番おすすめ
マンリービーチへのアクセスは複数ありますが、初めての方・子連れ旅行者にはフェリーが断然おすすめです。
移動時間30分で絶景を楽しめるので、シドニー滞在中のハイライトになります。
マンリーターミナルからビーチまで




マンリーフェリーターミナルからは、ショップやカフェが並ぶメインストリート「The Corso(ザ・コルソ)」を直進するだけ。ヤシの木が立ち並び、ビーチタウンの雰囲気にテンションがあがります。
フェリーの駅から徒歩約10分で海が見えてきます!



ただし、道中には寄り道したくなるお店がたくさんあり、実際には10分以上かかるのが現実(笑)。
途中にあるスーパーColesでは、ビーチピクニック用にポテトチップスやブルーベリー、ブラックベリーなどを購入。シドニー市内より物価が少し安く、お土産のまとめ買いにもおすすめです。




ビーチグッズ(日焼け止め・タオル)もThe Corso沿いで調達できるので、手ぶらで来ても安心です。
ビーチでの過ごし方


フェリーを降りてまっすぐ進むと、行き止まりには一面の海!
東西に長く伸びる美しい海岸線が広がっています。
開放感抜群で、深呼吸したくなる癒しの景色ですが、安全に楽しむために注意点があるのでお伝えします。
- 海水浴情報をチェック
- 遊泳可能エリアをチェック
- トイレ情報
- 安全対策|海水浴情報&ビーチでの持ち物
ビーチに行く前に海水浴情報をチェック
2025年3月、シドニー滞在中に「晴れているから大丈夫だろう」と思い、マンリービーチへ向かいました。ところが現地では、波が高く荒れていて遊泳禁止の赤旗が掲げられている状態。


ビーチにはほとんど人がいなかったうえ、打ち上げられたクラゲもちらほら。現地の雰囲気は、晴れた空とは裏腹にどこかひっそりとしていました。
この経験から痛感したのは、天気予報だけでなく、海のコンディションや遊泳可否など“ビーチの安全情報”を事前にチェックすることの大切さです。
マンリービーチの公式安全情報は、オーストラリアのライフセービング機関「Surf Life Saving Australia」が運営するBeachsafe公式サイトから確認できます。
旅行者はもちろん、お子さま連れのファミリーにもとても重要な情報源です。
また、天気が良くても「今日は泳げるのか?」「クラゲは出ていないか?」は別問題。
安全な海水浴を楽しむためにも、必ず事前にBeachsafeでマンリービーチの状況を確認してから出かけましょう!
遊泳可能エリアをチェック


安全に海水浴を楽しむために、赤と黄色の2本の旗(surf lifesaving flags)で囲まれた「遊泳可能エリア」を確認しましょう。
ライフガードが常駐し、双眼鏡でしっかり監視してくれているので子連れでも安心です。
旗の外はライフガードの監視下外になるので要注意。
旗の外はライフガードの監視下外になるので要注意。
サーフィン専用エリアもあるので、立ち入らないように気をつけましょう。
トイレ情報






ビーチ沿いを東へ歩くと見えてくるのが「Manly Life Saving Club」。
その建物沿には清潔な公共トイレがあり、無料で利用できます。
着替えや手洗いにも便利。
トイレ横にあるカフェも美味しいです!テイクアウトしてビーチで食べるのも楽しいです。
レジャーシートの代わりにトルコタオル




シドニーのビーチでは、プラスチック製のレジャーシートはほぼ見かけません。
代わりに人気なのがコットン素材の「トルコタオル」。
日本ではあまり見かけないので馴染みがない方も多いと思いますが、環境にやさしい素材でカラフルな色がとても可愛いタオルです。そして、色々な用途に使える優れものです。
- 砂がつきにくく、さっと払える
- 洗濯機で洗えて再利用可能
- タオル代わりに使える
マンリー周辺でもトルコタオルを扱うお店が多く、お気に入りのデザインを見つければ旅の思い出にもなります。だいたい30ドル前後でした。
マンリーの街歩き|カフェ&ショッピング


The Corsoには、おしゃれなカフェやジェラート店、アパレル、水着ショップが立ち並び、歩くだけで楽しい通り。
途中には小さなプレイグラウンド「Playground at The Corso」もあり、子連れにも優しいエリアです。
買い物の付き添いに飽き始めていた息子を遊ばせて気分転換。
後半戦のショッピングにも付き合ってもらうために、ひと遊びさせました。
パタゴニアショップのManlyTシャツは販売終了


人気のPatagonia(パタゴニア)マンリー店では、かつて限定Tシャツが販売されていましたが、現在は製造終了。
日本人観光客にも人気のショップです。
googleの口コミを見てTシャツ狙いで行きましたが、残念でした。
店員さんも日本人が「ManlyTシャツを求めてよく来るんだよ」と話してくれました。
Patagonia ManlyTシャツを狙っている方は要注意!
週末限定|マンリーマーケット(Manly Markets 2095)


毎週末開催される屋外マーケット「Manly Markets 2095」では、ここでしか買えないものがたくさん!
ハンドメイドやローカル展開しかしていないような小売店が多いので、この機会にスペシャルな思い出の品をゲットしてもよいかもしれません。
- アート作品
- ハンドメイド雑貨
- ヴィンテージ衣料
- エコ商品
- バッグ
開催時間は午前〜夕方までなので、午前中にビーチを楽しんでからマーケット散策、という流れもおすすめ。
Market Lane Cafe
私たちが2年連続で訪れたお気に入りカフェが「Market Lane Cafe」。
オーストラリアらしいメニューとコーヒーが揃い、テラス席が特におすすめ。
注文はレジカウンターで行い、番号札を受け取って席で待つスタイルです。
料理やドリンクは店員さんがテーブルまで運んでくれます。
おすすめは開放感たっぷりのテラス席!
通りに面した席に座れば、ローカルの一員になったような気分で、オープンエアの心地よさとローカルな雰囲気を存分に味わえます。








ただし、店内にトイレはないため注意。
初めて訪れた際はManly Library(マンリー図書館)の存在に気づかず(休館日だったのかも?)、近くの駐車場にある公衆トイレを案内されました。
Manly Library図書館
しかし、実はMarket Lane Cafeすぐ近くのManly Libraryにはより清潔で安心して使えるトイレが完備されており、安心して使えます。
図書館の1階には、絵本や児童書のコーナーがあり、地元の親子が読み聞かせや工作を楽しんでいる様子も。
誰でも自由に出入りできるので、ちょっと立ち寄ってみるだけでも地元の暮らしが垣間見えて面白いスポットです。






大手スーパーColesとオーガニックスーパーを比較
マンリービーチ周辺には、オーストラリア全土で展開している大手スーパー「Coles」が2店舗、そしてオーガニック食品を中心に扱うこだわりのスーパーが2店舗あります。
「なんでも揃う便利なColes」と、「環境にも体にもやさしいアイテムが並ぶオーガニックスーパー」。それぞれの特徴や立地を比較しながら、ご自身の旅スタイルに合ったお買い物スポットを見つけてみてください。
Coles比較
マンリービー周辺に2店舗あるColes(コールズ)を比べてみました。
巨大なのはColes Manly Peninsulaです。
店舗名 | 特徴・用途 | 所在地 | 規模 | 観光客向け度 |
---|---|---|---|---|
Coles Local Manly | 軽食やスナック向き | The Corso沿い | 中型 | ★★★★★ |
Coles Manly Peninsula | 食材・日用品のまとめ買いに | Whistler St | 大型 | ★★★★☆ |




オーガニックスーパー比較
マンリービーチに程近く、オーガニックスーパーが2店舗あります。
Manly Food Co-operativeとManly Farm Organic Groceryです。
店舗名 | 特徴 | 向いている人 | 飲食スペース | おしゃれ度 | 地元感 | エコ度 |
Manly Food Co-operative | 量り売り中心・非営利 | ローカル体験をしたい人 | なし | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
Manly Farm Organic Grocery | カフェ併設・パッケージ中心 | 観光の合間に立ち寄りたい人 | あり | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
オーストラリアは日本よりオーガニック製品が充実しているので、見ているだけでも楽しい。
Co-opの方は量り売りがメインでした。こだわり派ならCo-op、気軽さ重視ならManly Farm Organic Groceryがおすすめです。






まとめ|マンリービーチはローカルと観光の良いとこ取り!
マンリービーチは、フェリーで気軽に行けるのんびりした雰囲気が魅力で、おしゃれなカフェがたくさんあるおすすめビーチタウンです。
- サーキュラーキーからフェリーで30分
- 美しい海と広い砂浜
- おしゃれなショップ&カフェ
- ローカル気分を味わえるマーケットやオーガニック店
観光・グルメ・買い物すべてが詰まったシドニーの魅力スポットです。
シドニー旅行では、ぜひマンリービーチでのんびり過ごす1日を計画してみてください!