スイス旅行の計画を立てていると「トラベルパスとハーフフェアカード、どっちが良いの?」という疑問がわいてきませんか?
私も2025年に初めてスイスに行く時、SBBサイトで区間ごとの運賃を調べて、エクセルに打ち込んで…と計算しようとしましたが、面倒くさすぎて途中でやめてしまいました。
しかもこればかりは、人によって正解が変わるのがやっかいなところ。
日数・移動の多さ・山岳観光をするかどうかで、お得になるカードが変わります。
我が家は最終的にスイストラベルパスを選び、とてもお得になりましたが、友人は同じスイス旅行でもハーフフェアカードの方が安かった、ということもありました。
いちいち計算するのが面倒くさい
わざわざそこまでやる時間がない
ルートと山岳観光を入れるだけで、どちらが何円お得になるかが自動で計算できます。
博物館の料金早見表も用意したので、この記事を読めばスイス旅行の予算が大体つかめるはずです。
まずはスイストラベルパスとハーフフェアカードの特徴を押さえてから、スイスパス診断ツールで実際に試してみてくださいね。
「今すぐスイスパス診断ツールを使いたい!」という方はこちらからどうぞ。
スイストラベルパスとハーフフェアカードの違い

まず、2つのカードの違いをまとめました。
スイストラベルパス
電車、バス、トラムが乗り放題のパス。
有効期間中はスイス国内の鉄道・バス・湖の船が乗り放題になり、さらに500以上の美術館・博物館が無料になります。
ハーフフェアカード
簡単に言うと「全部半額カード」。
ハーフフェア代CHF 150(約3万円)を払うと、1ヶ月の有効期間中、鉄道やバスの運賃が半額になります。
ただし、都度、個別にチケットを買う必要があります。
まとめると以下の通りです。
| スイストラベルパス | ハーフフェアカード | |
|---|---|---|
| タイプ | 乗り放題 | 半額 |
| 料金 | CHF 254〜 (日数制) | CHF 150 (1か月) |
| 美術館・博物館 | 多くが無料 | 割引なし (一部のみ) |
| 向いている人 | 都市間の移動が多い | のんびり滞在型 |
ポイントは、たくさん移動・観光するほどトラベルパスが有利、移動が少ないほどハーフフェアカードが有利ということ。
また、スイストラベルパスなら追加料金なしで登れる山もあります。
我が家が行ったリギ山は、電車、登山鉄道、ゴンドラ、フェリー全部無料で乗れました。
一方で、ユングフラウヨッホのような山岳鉄道は、スイストラベルパスでも50%割引となり、ハーフフェアカードと変わらなくなります。

スイスパス診断ツールの注意点

このツールは私が作りました。
データは正確なものを反映するようにしておりますが、ご留意いただきたい点を4つお伝えします。
- 鉄道と山岳交通向けの試算です。 トラム・バスは含まれていません。
- 公式情報から金額を参照していますが、誤差がありましたらご容赦ください。
- 正確な円換算を出すために為替は手入力してください。
- 氷河急行・ベルニナ急行などは別途座席指定料が必要です。

診断結果はあくまで参考にしていただけるとうれしいです。
スイスパス診断ツールの使い方


お待たせしました。
スイスパス診断ツールの使い方を画像付きで解説します。
操作はとてもシンプルで、6つのステップに沿って選んでいくだけ。
1分ほどで結果が出ます。
途中でわからなくなった方はぜひ以下の手順を参考にしてください。


「為替チェック」をクリックすると、Yahooファイナンスで確認できます


スイストラベルパスには3日・4日・6日・8日・15日のバリエーションがあります。
スイス滞在日数ではなく、実際にパスを使うだろう日数を選んでください。
たとえば9日間滞在しても、移動しない日が2日あれば8日パスでも問題ありません。


スイストラベルパス、ハーフフェアカードいずれも15歳未満は無料となります。


新幹線のグリーン車と普通車のイメージです。
窓の大きさも変わりませんので、2等席でも外の景色はよく見えました。
選ぶ方法は2種類あります。
プリセット(定番ルートのひな形)か、区間を自分で追加するかを選べます。
プリセットから選ぶ
周遊ルートがあらかじめセットされています。


区間を自分で追加
出発地と到着地を選んで、追加を押してください。






ユングフラウヨッホ、ゴルナーグラート、リギ山など、行きたい山岳スポットを選びます。山によってパスでの割引率が違います。
変更したければ「戻る」を押す




最後に、「スイストラベルパス」と「ハーフフェアカード+個別チケット」のどちらが何円お得になるかが表示されます。大人1名あたり・人数分の合計の両方が、CHFと日本円の両方で出るので、家族旅行でもそのまま使えます。


ご自身の旅程や家族構成と合わせて、もう一度見直してみてくださいね。
個人的には、1万円前後の差であれば、スイストラベルパスを購入します。
理由は、いくらアプリでチケットが買えるとはいえ都度購入の手間がかからず、そのまま乗れる安心が買えるスイストラベルパスの方が圧倒的に楽だからです。
スイストラベルパスとハーフフェアカード、どっちが向いている?


スイスパス診断ツールで数字は出ますが、「なぜその結果になるのか」を知っておくと、納得して選べます。あなたがどちらのタイプに近いか、チェックしてみてください。
スイストラベルパスが向いている人


- 毎日のように移動するアクティブな旅程の人
- チューリッヒやルツェルンなど、都市観光・美術館巡りが好きな人(パスなら多くの博物館が無料)
- リギ山など、パスで無料・割引になる山岳交通を使いたい人
毎日どこかへ出かけて、観光地もしっかり回るなら、乗り放題パスの真価が発揮されます。我が家がまさにこのタイプで、8日間毎日出かけた結果、21万円分もお得になりました。


ハーフフェアカードが向いている人


- 1か所にじっくり滞在して、たまにしか遠出しない人
- 移動の回数が少なく、乗り放題だと元が取りづらい人
- ユングフラウヨッホなど、ハーフフェアカードの割引が大きい登山鉄道がメインの人
鉄道にあまり乗らないなら、半額カード+必要な分だけチケットを買うほうが、結果的に安く済むことがあります。
なお、子ども(6〜15歳)が無料になるスイスファミリーカードは、トラベルパス・ハーフフェアカードのどちらでも使えます(親が対象カードを持っていることが条件)。
博物館の料金確認表


スイストラベルパスの大きな魅力が、美術館・博物館がほぼ無料になること。意外と見落とされがちですが、ここが差額を大きく左右します。
スイスの博物館は入場料が高めで、1か所CHF 15〜20(約3,000〜4,000円)することも珍しくありません。家族で何か所も回ると、それだけでかなりの出費に。
トラベルパスならこれが無料になるので、博物館をよく訪れる人ほどパスがお得になります。
下の料金確認表で、行きたい施設にチェックを入れると、入場料の合計が計算できます。
都市別に絞り込めるので、ご自身の旅程に合わせて確認してみてください。
※ 為替レートは初期値が1CHF=203円です。最新レートに合わせたい場合は、上の入力欄に直接入力してください。
※ 入場料は2025〜2026年の公式情報をもとにした概算です。実際の料金は変動する場合があります。
※「STP 無料」はスイストラベルパス保有時にSwiss Museum Passが適用される施設です。
どちらか決まったら最安値で購入しよう!


スイストラベルパスか、ハーフフェアカードのどちらを購入するか決まったら次は、どこで購入するか決めていきましょう。
どちらも、公式や各予約サイトが取り扱っていますが、価格はそれぞれ違ってきます。
私が6社を徹底比較し、金額、キャンセル規定、使いやすさ、口コミの多さで一番おすすめはKlookです。
スイストラベルパスの購入の手順や、18歳以下の子どもが無料になるファミリーカードの申請方法も、こちらの記事で画像付きで詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてくださいね。


よくある質問


スイストラベルパスとハーフフェアカードのどちらにしようか迷っている方のよくある質問をまとめました。
- 何日間移動すればトラベルパスのほうが安くなりますか?
-
一般的には5〜6日以上、毎日電車移動する旅程でパスが有利になりやすいです。 ただしルートや山岳観光の内容によって大きく変わるため、スイスパス診断ツールで実際の旅程を入れて確認するのが確実です。
- ハーフフェアカードでも子供は無料になる?
-
15歳までは無料になりますがファミリーカードが必要です。
- 子連れの場合、ファミリーカードは自動でついてくる?
-
スイストラベルパス・ハーフフェアカード共に自動発行ではないため、購入時に申請が必要です。 こちらの記事ではKlookでのファミリーカード申請方法を画像付きで説明しています。
- 等級(1等・2等)はあとから変更できる?
-
パス購入後の等級変更は基本的にできません。 スイスパス診断ツールで1等・2等を切り替えて差額を確認してから購入してください。
- ハーフフェアカードを買ってからじゃないと別途指定席は購入できない?
-
いいえ、ハーフフェアカードを買う前でも、指定席を半額で買うことができます。
詳しくはSBBスイス連邦鉄道のホームページで確認してください。
検札の時に、乗車券+ハーフフェアカードを見せれば大丈夫です。
まとめ


いかがでしたでしょうか。
この記事で、スイストラベルパスかハーフフェアカード、どちらを買うべきかわかるようになりましたら嬉しいです。
どちらを選んでもKlookなら2日前まで無料キャンセルができます。
実際、私も日程変更でキャンセルしたことがありますが、即時返金されてとても安心でした。
物価の高いスイスでは、トラベルパスもハーフフェアカードも、うまく使えば旅行者にとってかなりお得なアイテムです。
ご自身に合う方を選んで、スイスを思いきり楽しんでくださいね。


※ 料金・割引率・為替レートは変動する場合があります。
最新の情報は各公式サイト・販売サイトでご確認ください。








