スイストラベルパスを調べているとこんなこと気になりませんか?
「スイストラベルパスって本当にお得なの?」
「実際どのくらいお得になったのか知りたい」
「登山鉄道に乗らなくてもスイストラベルパスを買うべき?」
私自身も旅行前は同じように疑問だらけでした。しかし2025年家族でチューリッヒを拠点に7泊8日滞在し、実際にスイストラベルパスを利用してみると…

個別チケットを買うより約21万円分お得になりました!なんと52%OFF。
スイストラベルパスは「お得+安心」なスイス旅行必携アイテム。我が家のようにチューリッヒ周りの都市観光が中心でも個別でチケットを買うより十分お得になり、都度切符を買う手間もなくスムーズに移動ができました。
この記事では、スイストラベルパスを使って21万円節約できた我が家の実例を詳しくご紹介します。
- 本当にお得になるのか?を実際の金額でイメージできる
- スイストラベルパスのメリットと注意点を知り納得して購入できる
スイス旅行は物価が高く費用がかさむからこそ、「知らなかった…」と損をするのは避けたいですよね。
実体験ベースでまとめていますので、これからスイス旅行を計画する方の参考になりましたらうれしいです。
スイストラベルパスとは?


スイストラベルパスとは、スイス国内の鉄道・パノラマ列車・湖船・バス・トラムが乗り放題になるチケットです。スイストラベルパスの基本情報はこちらにまとめています。


スイストラベルパスはどのくらいお得?


早速本題に入ります。
スイストラベルパスを調べれば調べるほどこんな疑問が浮かびませんか?
「スイストラベルパスって本当にお得になるの?」
我が家(大人2人+子ども1人)がチューリッヒを拠点に8日間旅行した結果、実際に約21万円の節約になりました。
詳しい内訳はこのあと紹介しますが、家族構成や人数によっても変わるとはいえ、上手に活用すれば旅の自由度がぐっと広がるのは間違いありません。「せっかくのスイス旅行を思いきり楽しみたい!」という方にこそ、スイストラベルパスは心強い味方になるはずです。
\ 持ってて得する!スイス旅行必須パス /
21万円節約できた我が家の実例
スイス旅行では「交通費の高さ」に驚かされる方も多いと思います。都市間を移動する鉄道や登山鉄道、市内のトラムやバス、観光施設の入場料まで積み上げると、家族旅行ではあっという間に数十万円規模の出費になります。
我が家の場合も例外ではなく、通常料金で計算すると交通費と入場料を合わせて約40万円。
一方、スイストラベルパスを利用したことで、実際の支払いは約19万円に収まりました。
差額が約21万円(=52%お得)!
つまり実質「半額以上」になった計算です。
その内訳を「通常料金」と「スイストラベルパス利用した料金」で比較しながら、具体的にどのくらいお得になったのかを詳しくご紹介します。
※都市交通や空港アクセスは大人通常料金で計算、子どもは大人の半額で算出しています。
交通費内訳表
| 行き先 | 通常料金 (片道) | 乗車回数 | 観光地 |
|---|---|---|---|
| チューリッヒ – ルツェルン | CHF 30 | 3回 | 氷河公園・ライオン記念碑/ リギ山の復路 |
| チューリッヒ – ベルン | CHF 50 | 2回 | 自然史博物館 |
| チューリッ – マイリンゲン | CHF 82 | 2回 | アーレシュルフト/シャーロックホームズ博物館 |
| チューリッヒ – マイエンフェルト | CHF 36 | 2回 | ハイジ村 |
| チューリッヒ – リギ クルム | CHF 71 | 1回 | リギ山(登山鉄道・片道) |
| ヴェッギス – リギ・カルトバート | CHF 49 | 1回 | リギ山ロープウェイ |
| ヴェッギス – ルツェルン港 | CHF 30 | 1回 | リギ山からフェリー |
| トラム | CHF 4.9 | 10回 | 市内移動 |
| バス | CHF 4.6 | 10回 | 市内移動 |
| 鉄道 (短距離) | CHF 2.6 | 10回 | 市内移動 |
| チューリッヒ空港 – 中央駅 | CHF 6.8 | 4回 | 空港アクセス |
| 合計 | CHF 724.2 |
- 大人1人:724.2CHF × 185円 ≒ 133,977円
- 家族3人:大人2(1,448.4CHF)+子ども半額(362.1CHF)
= 1,810.5CHF ≒ 334,943円
スイストラベルパスなしの入場料内訳
| 施設名 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| ベルン 自然史博物館 | CHF 12 | パスで無料 |
| 氷河公園 (ルツェルン) | CHF 20 | パスで無料 |
| ワーグナーの家 (ルツェルン) | CHF 12 | パスで無料 |
| シャーロック・ホームズ博物館 | CHF 12 | パスで無料 |
| チューリッヒ動物園 | CHF 26 | パス対象外 |
| ハイジ村 | CHF 14.9 | パス対象外 |
| ベイヤー時計博物館 | CHF 15 | パス対象外 |
| リンツ博物館 | CHF 17 | パス対象外 |
| アーレシュルフト | CHF 12 | パス提示で割引情報あり※ |
| 合計(大人1人分) | CHF 140.9 |
※アーレシュルフトはスイストラベルパス提示で割引があるものの、ここでは割引後の金額が明確でなかったため通常料金で計算しています。
- 家族3人:大人2(281.8CHF)+子ども半額(70.45CHF)= 352.25CHF ≒ 65,166円
通常料金だと約40万円かかる
まず、我が家(大人2人+子ども1人)がチューリッヒを拠点に8日間旅行した場合の通常料金ベースの費用です。
- 交通費:334,943円
- 入場料:65,166円
- 合計:約400,000円
鉄道・登山列車・市内交通に加え、博物館や観光施設の入場料を足していくと、家族旅行では40万円規模の出費になります。
スイストラベルパスを使う約19万円
次に、同じ行程をスイストラベルパスを利用した場合の実際の支出です。
- スイストラベルパス(大人2人・8日間):約150,000円
- パス対象外の入場料(家族3人):39,266円
- 合計:約189,000円
パスを購入したことで、都市間の鉄道移動や市内交通はもちろん、多くの博物館が無料。都度切符を買う手間もなく、実際の支払いは19万円弱に収まりました。
52%OFFで21万円分お得になった
最後に「通常料金」と「パスあり支出」を比べた差額です。
- 通常料金:約400,000円
- 実際の支払い:約189,000円
- 差額:210,000円(≒21万円の節約)
つまり、40万円相当の移動&観光を、19万円弱で実現できたことになります。



チューリッヒを拠点とした都市中心の観光でもこんなにお得になりました。
長距離列車や山岳鉄道を組み合わせる旅なら、さらにその効果は大きくなるはずです!
「切符をその場で買わずに済む安心感」と「約21万円の節約効果」、どちらも我が家にとって大きなメリットでした。単なる節約術ではなく、「時間もお金もスマートに使える選択肢」として、スイストラベルパスは家族旅行に欠かせない存在です。
スイストラベルパスを活用!チューリッヒ拠点のモデルプラン


日本からスイスへ直行便があるのはチューリッヒ空港だけ。さらに、ルツェルン・インターラーケン・ベルンといった人気観光地へも鉄道でアクセスしやすいため、初めてのスイス旅行でもチューリッヒを拠点にすれば、日帰り旅行の選択肢が広がり十分楽しめます。
私たちが実際にチューリッヒを拠点に7泊8日でめぐった旅行日程をご紹介します。
- 大自然を楽しむ「アルプス観光」
- 名作『ハイジ』の舞台を訪ねる文化体験
- 名探偵シャーロック・ホームズの舞台「ライヘンバッハ滝」探訪
- 街歩きやショッピング
本格的はハイキングはせず、家族で楽しめる要素をギュッと詰め込んだプランです。
スイストラベルパス大活躍の実例
実際に私たちがチューリッヒを拠点に7泊8日で巡った旅程をご紹介します。
スイストラベルパスのおかげで主要都市や観光スポットを効率よく回れ、移動も入場もスムーズでした。
| 1日目 | チューリッヒ到着 |
|---|---|
| 2日目 | チューリッヒ (リンツ博物館・チューリッヒ動物園) |
| 3日目 | マイリンゲン (アーレシュルフト・ライヘンバッハの滝 ・ホームズ博物館) |
| 4日目 | マイエンフェルト(ハイジの村) |
| 5日目 | ルツェルン(ワーグナーの家・氷河公園) チューリッヒ(ベイヤー時計博物館) |
| 6日目 | ベルン(自然史博物館・熊公園) |
| 7日目 | リギ山 |
| 8日目 | チューリッヒ市内観光 (リンデンホフの丘・チューリッヒ自然史博物館) |
- 黄色ハイライト:スイストラベルパスで入場料が無料になった施設
- 赤字ハイライト:スイストラベルパスで運賃が無料になった主な交通区間
これだけ動き回っても、切符購入の手間なし・入場無料の施設多数で、安心して観光を楽しめました。
(各観光地のレポートは順次、別記事にアップしていく予定です!)



訪れた場所の写真をご紹介します。スイスの壮大な自然に感動しました。












スイストラベルパスのメリットと注意点
この記事ではスイストラベルパスのメリットとデメリットを簡単にお伝えします。
詳しく知りたい方はこちらをお読みください。


スイストラベルパスのメリット5選


スイストラベルパスのメリットは“お得さと安心感”にあります。
- 高額な交通費を気にせず観光できる
- 天候や気分で柔軟に旅程変更できる
- 移動が観光になる!快適な鉄道体験
- 500以上の美術館・博物館に無料入場できる
- 日本からの事前購入で海外手数料を節約できる
スイストラベルパスの注意点5選


使い勝手の良いスイストラベルパスですが、注意点もあります。こんなはずじゃなかった…とならないために知っておきましょう。
- お得にならない場合がある
- スイストラベルパスの対象なのかが分かりにくい
- 対象外の場所に注意
- 鉄道の予約席に気をつけて
- 返金・キャンセルに制限あり
事前に把握しておけば現地でも安心して楽しめます。
どこで買うのが安心で安い?


スイストラベルパスはスイス到着後、現地でも購入できますが、日本出発前にオンラインで準備しておくのが安心です。
スイストラベルパス6社を徹底比較検討した結果「価格」「キャンセル条件」「サポート体制」に大きな差があるため、Klookがおすすめです。
このあとざっくりとKlookがおすすめの理由を紹介しますが詳細が気になる方はぜひこちらの記事をお読みください。


Klookがお得な6つの理由


- 日本円決済で海外手数料ゼロ
- 日本語の安心サポート
- クーポンやセールでさらにお得
- Rail Europe公式パートナーで信頼性◎
- わかりやすい予約ページと図解
- 前日までキャンセル無料



「価格・安心・サポート」の3拍子が揃うのはKlookならでは。
スイストラベルパス使い方ガイド


スイストラベルの使い方は検札時に見せればOK、というシンプルなものです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
鉄道での使い方


スイスの電車には改札がないので、そのまま電車に乗ります。この写真ように車掌さんが検札にまわってきます。
今回の旅行で電車で車掌さんが来たのは4割くらいでした。フェリーや登山列車は必ず検札に来ていました。
検札の時は、QRコードと念の為のパスポートを準備しておきましょう。
- QRコードをスマホ表示または印刷提示
- 名前確認でパスポートを求められることもありました
バス・トラムでの使い方
ドライバーさんに見せることも電車のように検札にまわってくることもなく、そのまま乗ってそのまま降りるというシステム。
「誰もチェックしなくて大丈夫なのかなぁ」と思いましたが、大丈夫な文化なんでしょう。
こういう日本との違いを体験できるのも海外旅行の醍醐味です。
博物館での使い方
博物館や美術館でも使い方は簡単で、スイストラベルパスを見せれば良いのですが、一つ難点があります。
それは、「どこで使えるのか分かりにくい」こと。
スイストラベルパス対象の一覧などがなく、施設の公式サイトにもスイストラベルパスが使えるのか明記されていない場合が多いです。ホームページには日本語表記もほとんどありません。



事前に調べようとすると、意外と時間がかかってしまいます。
そこでおすすめなのは、とにかく現地で聞いてしまうこと。窓口で「スイストラベルパス使えますか?」と尋ねればOK。もしダメなら、その場で支払えばいいと割り切って…。
実際、チューリッヒ動物園では提示すると割引が受けられるのですが、私は知らずに正規料金を払ってしまいました。こうした経験からも「まず見せて確認」が一番だと思います。
FAQ:よくある疑問


- 何日前から購入できる?
-
いつからでも購入できますが、出発日確定後が安心
- スイストラベルパスは印刷するべき?
-
スマホのQR画面でOK
- 座先予約は必要?
-
通常は不要。観光列車な別途予約が必須。
- では、予約が必要な観光列車は?
-
- 氷河急行(グレッシャー・エクスプレス)
- ベルニナ急行(Bernina Express)
- ゴッタルド・パノラマエクスプレス(Gotthard Panorama Express)
- ゴールデンパス・パノラマ急行(GoldenPass Panoramic は空席があれば予約なしでも可だが事前予約推奨)
- ユングフラウヨッホ登山列車など
なんとなく普通じゃないっぽい電車は要注意。調べることをおすすめします。
- ファミリーカード申請はいつ?
-
スイストラベルパス購入時に選択できる。スイス到着後にカウンターでも追加できる。
- 安く買うタイミングはある?
-
早う買う方が安くなるダイナミックプライシングではないので、価格は一定。Klookならセール時が狙い目。
スイストラベルパスは「お得+安心」な必携パス


我が家のチューリッヒ拠点の7泊8日旅行では、通常40万円かかるところが、52%OFF。実際には19万円弱ですみ、約21万円お得になりました。
単に「交通費が安くなる」だけでなく、切符をその場で買わなくていい安心感や、天候に合わせて自由に旅程を変えられる柔軟さも魅力。
時間もお金もスマートに使えるからこそ、ストレスなく観光を楽しめました。
この記事がスイス旅行の参考になりましたら嬉しいです。
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