スイストラベルパスの1等と2等の違いがよくわからない方へ
- 1等と2等で何が違うのか知りたい
- 2等だと混んでいて座れないか心配
- 子連れや大荷物でも2等で大丈夫か不安
2025年と2026年の2回、家族でスイストラベルパスを使った私の答えは、スイストラベルパスは2等で十分です。
- 窓の大きさ・景色は1等と同じ
- 荷物置き場があり、トランクも置けた
- 家族で席が離れることはあっても、2年とも必ず座れた
- 子連れでも快適に旅ができた
スイストラベルパスは為替で値段が変わるので、日程が決まったら早めに予約しておくのがおすすめです。
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スイストラベルパス1等と2等の違い
ひと言でいうと、1等は「ゆとり」と「静けさ」にお金を払う席です。
新幹線でたとえるなら、1等がグリーン車、2等が普通車のイメージです。
1等と2等の違いを比較
スイスの電車の1等と2等の主な違いを表にまとめました。
| 1等 | 2等 | |
|---|---|---|
| 座席の並び | 2席+1席 | 2席+2席 |
| 座席 | ゆったり | 1等よりせまい |
| 窓・景色 | 同じ | 同じ |
| 混雑 | 空いていて座りやすい | 時間帯によっては満席に近い(家族で席が離れることも) |
| 静かなエリア・ ビジネスエリア | あり(InterCityの一部) | なし |
| 駅の専用ラウンジ | なし | なし |
| 6日間の料金 | 634CHF(約12万円) | 399CHF(約7万6千円) |
| 無料になる美術館など | 同じ | 同じ |
| トラム・市内バス | 等級なし(同じ車両) | 等級なし(同じ車両) |
※料金は大人(25歳以上)・連続タイプ。SBB公式で2026年10月に確認。
円は1CHF=約190円(2026年10月23日の参考レート)で換算した目安です。
1等は座席にゆとりがある
1等は、2等よりも1席ずつの幅が広め。
私が見た1等車は、通路をはさんで2席と1席が並んでいました。
スイス政府観光局の案内でも、足元の広さや静かな車両が1等の魅力として紹介されています。
ただ、私は1等の席でゆっくり過ごしたことはないので、座り心地は公式の案内として読んでください。
窓の大きさと景色は同じ
1等も2等も、窓の大きさは同じです。
私たちはずっと2等車でしたが、車窓の景色は十分楽しめました。
「景色のために1等にする」必要はないかな、というのが私の感想です。
1等車は人が少なく静か
空いていることは、1等車のいちばんの魅力かもしれません。
実は一度、間違えて1等車に乗ってしまったことがあります。
車内がやけに空いていて「あれ?」と思ったら、1等車でした。
混雑を避けたい方には、これだけでも1等にする価値があります。
InterCityの1等には、会話や通話をしない「静かなエリア」と、机と電源のある「ビジネスエリア」もあります(SBB公式)。
駅の1等ラウンジはない
スイスの駅には、1等の乗客向けの専用ラウンジはありません。
チューリッヒとジュネーブにはあったのですが、2016年に閉鎖されてしまったようです。
スイストラベルパス1等と2等の差額
値段の差は、思ったより大きいです。
1等は2等のおよそ1.6倍で、6日間だと大人1人で235CHFも違います。
家族で使えば、その差は大人の人数分ふくらみます。
1等は2等の約1.6倍
SBB公式の料金から計算すると、1等はどの日数でも2等の約1.6倍です。
日数ごとの差額は、次のとおりです。
| 日数 | 2等 | 1等 | 差額 | 差額(円の目安) |
|---|---|---|---|---|
| 3日間 | 254CHF | 405CHF | 151CHF | 約2万9千円 |
| 4日間 | 309CHF | 492CHF | 183CHF | 約3万5千円 |
| 6日間 | 399CHF | 634CHF | 235CHF | 約4万5千円 |
| 8日間 | 439CHF | 697CHF | 258CHF | 約4万9千円 |
| 15日間 | 499CHF | 787CHF | 288CHF | 約5万5千円 |
※大人(25歳以上)・連続タイプ。SBB公式で2026年10月に確認。円は1CHF=約190円(2026年10月23日の参考レート)で換算した目安です。
2等との違いは6日間で235CHFの差
私たちが2025年に使ったのは、2等の6日間パスです。
同じ6日間を1等にすると、大人1人あたり235CHF(約4万5千円)高くなります。
実際の金額は為替で変わるので、予約ページで最新の値段を確かめてください。スイストラベルパスの値段をチェックする
スイストラベルパスをさらに安く買うなら購入先を比べる
スイストラベルパスは、同じ等級でも買うサイトによって値段が変わります。
購入先6社を比べた結果はこちらの記事にまとめています。
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スイストラベルパス1等2等の選び方
迷ったら、まずは2等で十分だと思います。
1等が活きるのは、長時間電車に乗る日が多い旅程。
それに2等にしておいても、乗りたい区間だけあとから1等に変えることもできます。
1等は長距離移動が多い人向け
1等が向いているのは、都市から都市へ長く移動する日が多い人です。
反対に、1つの街に長く泊まる旅程なら、1等の出番は少なくなります。
子連れなら2等で十分だった
私たち家族は、2年とも迷わず2等にしました。
いちばんの理由は値段です。6日間パスを大人2人分1等にすると、差額は約8万9千円にもなります。
実際に2等で旅をして、不便だと感じた場面はほとんどありません。
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必要な区間だけ1等にできる
2等のパスでも、乗りたい区間だけ1等に変えられます。
「この絶景路線だけは1等で」という使い方もできるので、全日程を1等にしなくても大丈夫。
やり方は「スイストラベルパスの2等を1等に変える方法」で紹介しています。
スイストラベルパス2等車の乗り心地
ここからは、2年とも2等車で移動した我が家の体験です。
2等車は席が離れても座れた
時間帯によっては、2等車は空席が少なめです。
家族で並んで座れず、バラバラの席になったこともありました。
それでも、立ったままだったことは2年間で一度もありません。
「2等は混んでいて座れない」という心配は、私たちの旅ではいりませんでした。
大荷物も置き場があった
我が家は86Lの大きなスーツケースを2つ持っていたので、置き場があるか心配でした。
実際には、2等車の荷物置き場に問題なく置けました。
ほかの乗客も、大きな荷物をどんどん置いていました。
念のため、スーツケースが目で見える距離の席に座るようにしていました。
2等車も静かで綺麗だった
乗る前は、2等車の雰囲気も少し気になっていました。
でも実際は、大声で騒ぐ人もおらず、車内はとても静か。
ゴミが散らかっていることもなく、座席のゴミ箱も定期的に回収されていました(たまに満杯のことはありましたが)。
遊具のある車両もある
列車によっては、子どもが遊べるちょっとした遊具のある車両もあります。
ホームの電光掲示板には、キッズ車両のマークが表示されます。
電車の外側にも子どものマークがついているので、乗る前に見つけやすいです。
SBB公式サイトにも、遊び場のあるファミリー車両の案内があります。
1等車と2等車の違いと見分け方
1等車と2等車は、ドアや車体の数字で見分けます。
数字を見ずに乗ると、うっかり1等車に入ってしまうことがあります。
私も電車とフェリーで、1回ずつ間違えました。
ドアの数字①②で見分ける
スイスの電車は、ドアの近くに「1」「2」と数字が書かれています。
「1」なら1等車、「2」なら2等車。
乗る前にドアの数字を見るクセをつけておくと、うっかりを防げます。
間違えても移るだけで済んだ
私は一度、2等のパスで1等車に乗ってしまいました。
車内が空いていておかしいと思い、ドアを見たら「1」の数字。
すぐに2等車へ移って、それで済みました。
2等のパスで1等に乗るのはルール違反なので、気づいたらすぐ移りましょう。
フェリーにも1等席がある
湖を走るフェリーにも、1等席と2等席があります。
リギ山の帰りにヴェッギスからルツェルンまで乗ったとき、2階の見晴らしのいい席に座りました。
2階席は1等席で、検札のスタッフに言われて下の階へ移りました。
フェリーは電車ほど数字が目立たないので、座る前に確かめるのがおすすめです。
2階席に座りたいときは、「スイストラベルパスの2等を1等に変える方法」を参考にしてください。
スイストラベルパスの2等を1等に変える方法
2等のパスでもクラス変更券を買えば1等に乗れます。
変更券は区間ごとに買うのが基本なので、「この区間だけ1等で」という使い方ができます。
2等パスでもアップグレードできる
スイス国鉄(SBB)には、2等の切符やパスを1等に変える「クラス変更券」があります。
氷河特急の公式サイトでも、2等のスイストラベルパスで1等に乗る場合は変更券を買うと案内されています。
SBBアプリや駅で買える
クラス変更券は、SBBのアプリやSBBのサイト、駅の券売機や窓口で買えます。
SBB公式では、出発前に買うよう案内されています。
料金は乗る区間で変わる
区間ごとのクラス変更券は、乗る距離によって値段が変わります。
SBB公式の表示は「CHF2から」です。
スイストラベルパスを持っている場合は、その区間の1等と2等の運賃の差額の半分が目安です。
SBBの利用者コミュニティでも、差額の半分と案内されていました。
公式ページには書かれていないので、気になる方は駅の窓口で確かめると確実です。
フェリーの1等席も差額で座れる
湖を走るフェリーの1等席も、差額を払えば2等のパスで座れます。
私がリギ山の帰りに2階の1等席へ座ってしまったとき、検札のスタッフから、差額を払えば座れると教えてもらいました。
料金の目安は、1等と2等の運賃の差額の半分です。
乗り場や船内でパスを見せれば、その区間だけ1等に変えられます。
私たちは下の階へ移りましたが、見晴らしのいい2階席で過ごしたい方は差額を払う方法もあります。
全区間を1等にしなくても、座りたいときだけ払えば済みます。
普通列車は乗る前に買う
S・R・REなどの普通列車では、車内でクラス変更券を買えません。
1等に乗りたいときは、乗る前にアプリか駅で買っておきましょう。
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氷河特急の1等と2等の違い
氷河特急は、2等のスイストラベルパスでも乗れます。
ただし、どの等級でも座席予約が必要で、予約料金は別にかかります。
1等に乗りたい場合は、予約に加えてクラス変更券が必要です。
2等パスでも乗れる
氷河特急の運賃は、スイストラベルパスでカバーされます。
2等のパスなら2等席、1等のパスなら1等席に乗れます。
座席予約は別料金
氷河特急は、全員に座席予約が必要です。
予約料金はパスに含まれていないので、別に払います。
公式サイトでは、1等・2等とも1人54CHFと案内されていました(2026年10月確認)。
予約は乗車日の93日前からできます。
1等席は差額を払えば乗れる
2等のパスでも、1等席を予約できます。
その場合は乗る前にクラス変更券を買う必要があります。
変更券は、スイス国内の駅で出発直前まで買えると公式サイトに書かれています。
スイストラベルパス1等2等のFAQ
スイストラベルパスの1等席、2等席に関するよくある質問をまとめました。
子どもはファミリーカードで無料
親がスイストラベルパスを持っていれば、16歳未満の子どもはファミリーカードで無料になります。
6歳未満は、ファミリーカードがなくても無料です。
ファミリーカードは、パスを買うときに一緒に申し込めます。
子どもは親と同じ等級に乗れる
ファミリーカードの子どもは、一緒にいる親と同じ等級の車両に乗れます。
親が1等のパスなら1等車、2等のパスなら2等車に家族そろって座れます。
ユースにも1等と2等がある
16〜24歳のユース料金にも、1等と2等があります。
ユースは大人料金のおよそ30%オフです。
6日間なら、2等が282CHF、1等が447CHFです(SBB公式・2026年10月確認)。
無料の施設は1等も2等も同じ
美術館や博物館の無料入場は、1等でも2等でも同じです。
1等で変わるのは、あくまで電車の中の快適さだけです。
トラムやバスには1等がない
街なかのトラムやバスには、そもそも1等がありません。
1等のパスを持っていても、乗るのはみんなと同じ車内です。
街歩きが中心の旅なら、1等の出番はさらに減ります。
購入後に等級を変えるなら買い直す
買ったあとで等級を変えたいときは、いったんキャンセルして買い直します。
Klookなら、利用開始日の前日まで無料でキャンセルできます。
キャンセルの条件は購入先で違うので、予約前に確かめておきましょう。
予約席に座ったら移動する
スイスの普通の電車は、予約なしで座れます。
ただし、予約されている席もあり、座席の上の電光掲示板に予約区間が表示されます。
私は気づかずに予約席に座ってしまい、声をかけられて移りました。
座る前に、電光掲示板をひと目見ておくと安心です。
スイストラベルパス1等2等の違いまとめ
スイストラベルパスの1等と2等の違いは、座席のゆとりと車内の人の少なさです。
無料になる施設などは変わりません。
- 1等は2等の約1.6倍(6日間で約4万5千円の差)
- 2等でも大荷物を置けた
- 乗りたい区間だけ1等に変えられる
私たち家族は2年とも2等で、子連れでも快適に旅ができました。
迷ったら2等を選んで、絶景路線だけ1等にする使い方がおすすめです。
スイストラベルパスの料金は、2026年12月31日まで有効とSBB公式に書かれています。
Klookなら利用開始日の前日まで無料でキャンセルできるので、日程が決まったら早めに押さえておくと安心です。
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