【子連れ旅行記】クラブメッド・ビンタン島|2泊3日オールインクルーシブ体験レポ

クラブメッドビンタン島

子どもも大人も楽しめるリゾートホテル、クラブメッド。以前から気になっていましたがこんなことが気になり、なかなか一歩踏み出せずにいました。

「G.Oって何?」
「英語ができないと楽しめない?」
「オールインクルーシブの食事は美味しい?」

今回、シンガポール旅行のついでにフェリーで約1時間で行けるインドネシア・ビンタン島のクラブメッド に行ってきました。

3日間過ごしてみて、アクティビティも豊富で子どもも大人も大満足、十分に楽しめました。

この記事ではアクティビティ、食事、アクセスについて詳しくレポートします。これを読めば、クラブメッドビンタンの様子がよくわかるようになると思います。

目次

最初に結論!子連れクラブメッドビンタンの魅力

  • オールインクルーシブの便利さ
    食べ物、飲み物の心配いらず、お財布を持ち歩かないストレスフリーのリゾート
  • アクティビティが豊富
    体を動かしたいキッズには最高の環境。雨天時には室内でエアロビに変更したり、臨機応援に対応
  • G.O(ジェントルオーガナイザー)
    G.Oと呼ばれているスタッフがフレンドリーで親しみやすく英会話をトライしてみる良い機会。
    数人日本人スタッフも在籍(2023年8月時点)していたので、日本語OKで安心
  • 食事が美味しいく、種類も豊富
    毎食ブッフェですが、バラエティに富んでいて2泊3日の滞在中飽きることなく、大満足。
  • 医務室がある
    滞在中、まさかのクマバチに刺されたワタシ。応急処置をしてくださり安心
  • ミニクラブ(キッズプログラム)に参加するには英語ができると◎
    午前中から夕方までの子どもお預けプログラム。交流を楽しむなら英語力がある方が良いですね。子どもは英語に自信がなく、参加は見送りました。
クラブメッドビンタン島でハチ?に刺されたワタシ。医務室で薬をもらいました
医務室がありすぐに処置をしてもらえて安心!

シンガポールから船で簡単アクセス

シンガポールからビンタンへ行くには、タナメラフェリー乗り場からフェリーで約1時間
アクセス方法を詳しく解説します。

フェリーチケットの予約方法

クラブメッドを予約する際、フェリーチケット付きか、自分で手配する2種類があります。
私たちは、Bintan Resort Ferries(BRF)付きのチケット にしました。

  • チケット付きでもフェリー時間を選べるので、自由度が高い
  • 別々に予約するより手間が少ない。一気に予約できるので楽でした!

フェリーの種類(一等席エメラルドクラス vs.一般席エコノミークラス)

フェリーには 上級クラスのエメラルドクラスとエコノミークラス があります。

エメラルド
クラス
エコノミー
クラス
座席の広さ
ラウンジ×
飲み物サービス×
優先乗船・下船×
  • エメラルドクラス
    • ラウンジアクセス付き
    • 広めの座席
    • 飲み物サービスあり
    • 優先的に乗船・下船できる
  • エコノミークラス(我が家はこちら)
    • 自由席

ビンタン島到着後はクラブメッドの送迎バスがあるので、みんなで移動します。
早く下船するメリットは少ないと判断。
ということで、フェリーの時間も1時間ですし、エコノミークラスで全く問題なかったです!

シンガポールのフェリー乗り場

シンガポール タナメラフェリー乗り場からインドネシアのビンタン島に向かいます
シンガポール タナメラフェリー

シンガポールからはタナメラフェリーターミナルからフェリーに乗ります。
タナメラフェリーターミナルへのアクセスは主に2種類。

我が家は、宿泊ホテルのマリーナベイサンズからBoltを利用して行きました。

フェリー乗船前の出国手続

  • パスポートチェック(シンガポール側のイミグレーション)
  • 免税店(小規模ながらお酒・タバコ・お菓子あり)
  • 両替所あり
    クラブメッドでは現金は使わないだろうと思いましたが、VOAで必要になると思いVISA代と少しインドネシアルピアに両替をしておきました。

フェリー搭乗&注意点

クラブメッドビンタン島へ向かうフェリー
大型フェリーに乗ってビンタン島へ向かいます
  • 船内が寒いので羽織るもの必須!
  • 船酔い対策に酔い止めも必須!

我が家は行った時は波が穏やかで快適に過ごせましたが、波が荒れているとかなり揺れるそうです。

ビンタン島での入国手続き

  • 日本国籍なら ビザ不要(30日間滞在OK)
  • パスポートの残存期間6ヶ月以上が必要
  • 入国カード記入(オンライン or 到着時)
  • インドネシア入国時に到着ビザ(Visa on Arrival, VOA)を取得
    • VOAの料金は一人あたり500,000インドネシアルピア(約4,790円)です。
    • インドネシア到着時に港の専用カウンターで取得できます。
    • 支払いはインドネシアルピア、シンガポールドル、米ドルなどの現金(硬貨は不可)や、クレジットカード・デビットカードで可能ですが、カード利用時には手数料が加算され、合計519,000ルピアとなります。
  • 税関チェックあり(アルコール・タバコの制限注意)

専用バスでクラブメッドへ

  • インドネシア入国後、預けた荷物を受け取ると、各ホテルのカウンターがあります。
  • クラブメッドのブースに行き、名前を告げ、リストバンドを受け取ります。
  • トランクを預けて、送迎バスで移動。
クラブメッドビンタン島へむかうフェリー

シンガポール到着時の車の手配

インドネシアからシンガポールへ帰ってくる時、タナメラフェリーターミナルには流しのタクシーは来ません。
自分で配車アプリを使うか、事前にタクシーを予約しておくかなどどうにかしないといけません。

私たちは、預け荷物を待っている間からBoltで探しましたが、なかなか捕まりませんでした。
何度も何度もトライして、やっと配車ができてほっとしました。

もし、シンガポール到着後に遅れられない予定がある方は、予約をしておいた方が安全です。

クラブメッドのシステムを解説

クラブメッドビンタン島の案内図

クラブメッドは オールインクルーシブのリゾート で、以下のサービスが含まれます。

  • 宿泊+食事+アクティビティが全て込み
  • G.O(ジェントルオーガナイザー):G.Oと呼ばれているスタッフがフレンドリーで親しみやすい
  • 多国籍な雰囲気:世界中のG.Oや宿泊している方々と交流可能
  • 家族向けのプログラムが充実
  • スポーツアクティビティが豊富
    • アーチェリー
    • テニス(6面コート)
    • 空中ブランコ(トラピーズ)
    • シュノーケリング→プールで泳げるかチェックがあります。
    • セーリング
    • ゴルフ
    • ヨガ
    • フィットネス関係多数

実際に体験したアクティビティ

クラブメッドビンタン島の案内図
2023年8月時点

次に我が家が実際に体験したアクティビティの数々をご紹介します。

アーチェリー

クラブメッドビンタン島のアーチェリー会場
子ども用に的を近くに置いてくれます。
クラブメッドビンタンのアーチェリー
サルがいました!
  • 本格的な道具を使用
  • 安全管理がしっかりされていて安心
  • 写真のように子供用は的を近づけてくれる

    初心者でもG.Oがしっかりと手袋の付け方、持ち方など指導してくれるので、安心して楽しめます。
    我が家の時は、途中からサルが何匹も近くにやってきてびっくりしました!クラブメッドでは日常の風景なんだそう。

テニス

  • 6面のテニスコート で混雑せずプレーが可能。

    我が家は初心者で、コートの隅っこの方で打って遊んでいました。
    本格的にG.Oからレッスンを受けている方や、バンバン試合形式で楽しんでいる方もいました。
    初心者でものびのびと遊べました!
クラブメッドビンタン島のテニスコート

空中ブランコ(トラピーズ)

クラブメッドビンタン島の空中ブランコ
子どもが一番のお気に入りだったアクティビティー
  • 子供が一番気に入ったアクティビティ
  • 安全装備&ネット完備で安心

    全世界のクラブメッドでも大人気アクティビティだそうです。
    毎回空中ブランコを楽しみにしているキッズも多いんだとか。
    かなり高いところですが、息子もとても楽しんでいました。
    下で調整してくれるG.O.がいるので、初心者でも気軽に楽しめました。

フィットネス系

  • G.Oの盛り上げ方が最高
  • ノリノリの音楽にのってみんなでフィットネス

    水中エアロビと、エアロビに参加していました。
    とにかく体を動かしたい子どもを疲れさせることができるので、合間時間に参加させていました。
    英語がわからなくても、G.Oの動きに合わせれば良いので、楽しんで踊って(?)いました。

セーリング

  • ライフジャケット付きで安心
  • G.Oと会話しながらリラックスした時間を過ごせました。

    せっかくなので、海でのアクティビティに参加しようと思い、我が家が選んだのはセーリング。
    クラブメッドの目の前にあるビーチから出発します。
    30分ほどのんびり、海の上を楽しみました。

ホテルのプライベートビーチで海水浴

クラブメッドビンタン島の海
虹がかかっていました!
クラブメッドビンタン島の目の前にあるプライベートビーチ
季節によっては波が高く入れないこともあるそうです。
クラブメッドビンタン島のビーチ再度
絵になるビーチサイド

波が荒れていると海水浴禁止になるようですが、我が家が行った時は穏やかで海でも遊べました。
白い砂浜、美しい海、リゾート地を満喫できました。

クラブメッドのG.Oと食事をするシステム

クラブメッドビンタン島の食事会場
ブッフェ会場。とても広くあまり混み合いませんでした。

ネットの口コミでG.Oと食事をしたという体験記がたくさんあり、意味がよくわからなかったシステム。
実際に体験して理解できました。

机の上に、「G.Oとの食事OK / NG」 の札があり、選べます。
つまり、G.Oがいきなり「イエーイ!」と言いながら来るワケではないのでご安心を。

  • 「G.Oとの食事OK / NG」 の札を選べる
  • 私たちは一度、G.Oとランチを体験
  • 英語での交流を楽しみたいならG.Oと食事も◎
  • 日本人G.Oとの交流ももちろんOK

顔見知りになると、すれ違った時やレストラン、アクティビティの時に声を掛けてもらったりします。
G.Oと交流したい人は、どんどん仲良くなれる良いシステムだなぁと思いました。


我が家は家族で過ごしたかったので、一度だけG.Oとランチを一緒にしました。
セーリングで一緒になったインドネシア人のG.Oです。
生まれも育ちもビンタン島とのことで、インドネシアのことや、クラブメッドの事など色々話ができて楽しかったです。
子どもにも良い交流体験になったと思います!

クラブメットビンタンの食事

クラブメッドビンタン島では軽食がいつでも置いてありました
とてもありがたいサービス

家族旅行で食事の心配をしなくて良いのは本当に楽でした。

このように軽食やおやつがいつでも用意されていて、小腹が空いても大丈夫。

クラブメッドビンタン島では軽食がいつでも用意されています


美味しいのか気になっていたお食事は、毎食工夫が凝らしてあり、2泊3日では全然飽きませんでした。
基本的に全部ブッフェです。
和洋折衷なんでもあるので、子供はアメリカン、親はエスニック、と好きなものが食べられてよかったです。

クラブメッドビンタン島の食事は和洋折衷なんでもありました。
大人はアジアン。子供はパンケーキにベーコン。
クラブメッドビンタン島のプールサイドディナー
リゾート感溢れる開放的なプールサイドブッフェの日
クラブメッドビンタン島の豪華プールサイドディナー
生春巻き、美味しかったです
クラブメッドビンタン島のプールサイドディナー
豪快で豪華!
クラブメッドビンタン島のプールサイドディナー
和洋折衷なんでも並びます
クラブメッドビンタン島のフルーツ
THE南国のフルーツ
クラブメッドビンタン島のプールサイドディナー
ディナー会場も素敵
クラブメッドビンタン島の豪華ディナー
プールサイドディナーはとっても豪華でした!

正直レビューちょっと残念ポイント

クラブメッド・ビンタン島は、家族でのんびり過ごせる楽園のようなリゾートでしたが、実際に訪れてみて「ここは少し気になったかも…」というポイントもありました。
事前に知っておくと、より快適に過ごせると思います!

お部屋がやや古め

全体的に清掃は行き届いていますが、建物や客室はやや年季が入っている印象でした。
特にお部屋の湿気は気になり、東南アジア特有の“じっとり感”を感じることも。

メイン棟に近いお部屋だと、夜にプールサイドで行われるイベントの音が響いてきて、22時ごろまでは少し賑やかかもしれません。

階段が多く敷地が広い

アーチェリーやテニスのアクティビティは、メイン棟から少し離れた場所にあり、階段を上り下りします。
小さなお子さん連れや高齢の方はちょっと大変かもしれません。
遠めの客室を割り当てられると、移動に時間がかかるので集合時間には余裕をもって行動を!

ちなみに、私たちは日中はほとんどプールサイドやロビーで過ごしていたので、お部屋にはあまり戻りませんでした。
景色もお部屋より、海沿いの開放的なエリアの方が断然気持ちよくておすすめです。

虫が多い!特に蚊とハエには要注意

自然豊かなロケーションゆえ、虫たちも元気いっぱい。トカゲなんかもフツウにいます。

特に蚊とハエはけっこういます…。肌の露出が多いリゾートスタイルだからこそ、虫除け対策は必須です。

持っていくと便利なグッズまとめ

事前に準備しておくと、より快適に過ごせるおすすめアイテムをピックアップしました。
現地調達は難しいので、必要なものはしっかり持って行きましょう。

私が実際に「持ってきて良かった!」と感じたもをご紹介します。

● 防水スマホポーチ

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● 虫除けスプレー&ムヒ系かゆみ止め

現地での虫刺されが気になる方には必需品。

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● マリンシューズ

ノースフェイスのマリンシューズなら、通気性がよく蒸し蒸しした東南アジアでも蒸れずに快適に履けます。
ビーチや海で使うだけでなく、リゾート内の移動にも重宝しました。特に子どもには常に履かせておくと安心。

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● ゴーグル(コンパクトで荷物にならない)

水中マスクも良いのですが、かさばるのでゴーグルで十分!目を開けて泳ぎたいお子さんにも◎


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クラブメッド・ビンタンは子連れ旅行にぴったりの楽園

「せっかくの旅行、リゾートでもアクティブに楽しみたい!」というファミリーには特におすすめ。
のんびりするだけじゃなく、体をしっかり動かしてリフレッシュできます。

  • オールインクルーシブで快適&安心
  • 子ども向けアクティビティが充実!飽きずに楽しめる
  • 英語が話せなくてもOK(日本人G.Oも在籍)
  • シンガポール旅行と組み合わせて訪れるのが◎

リゾートの外に出るのは送迎などの手配が必要なので、日用品や虫よけなどの持ち物は事前にしっかり準備しておくと安心です。

シンガポール旅行ではセントーサ島やユニバーサル・スタジオが定番ですが、自然の中で思いっきり遊ぶ体験は、また違ったかけがえのない思い出になります。

我が家は2泊3日の滞在でしたが、一通りのアクティビティで遊べて十分でした。
シンガポールから気軽に足を延ばせる場所なので、「ちょっと変化をつけた子連れ旅がしたい」という方は、ぜひ検討してみてください。

子連れ旅行のプランニングに、少しでも参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人

Mariha|海外好きバイリンガルママ
非日常を味わう旅行Tips
快適で安心できる家族旅行のコツや情報を発信!
▶年3回家族で海外旅行
▶ニューヨーク州立大学卒業 
(英検準1級・TOEIC950)
▶︎ Marriott Bonvoyプラチナ会員 & JAL派

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